トニ・コレット
トニ・コレット Toni Collette | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013年 | |||||||||||||||||||||
本名 | Antonia Collette | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1972年11月1日(51歳) | ||||||||||||||||||||
出生地 | オーストラリア ニューサウスウェールズ州ブラックタウン | ||||||||||||||||||||
配偶者 | Dave Galafassi (2003-) | ||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||
映画 『ミュリエルの結婚』 『シックス・センス』 『アバウト・ア・ボーイ』 『リトル・ミス・サンシャイン』 『ヘレディタリー/継承』 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』 テレビドラマ 『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』 『HOSTAGES ホステージ』 『アンビリーバブル たった1つの真実』 | |||||||||||||||||||||
|
トニ・コレット(Toni Collette, 1972年11月1日 - )は、オーストラリアの女優、ミュージシャン。
生い立ち[編集]
ニューサウスウェールズ州ブラックタウン出身。父親のボブはトラックの運転手。ベンとクリストファーという弟がいる[1]。オーストラリア国立演劇学院を卒業後、1991年に映画デビュー。
キャリア[編集]
1994年の『ミュリエルの結婚』では、太目の主人公を演じるために体重を18キロ増やしたという。この作品でオーストラリア映画協会賞主演女優賞を受賞、ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。その後ハリウッドに進出し、1999年の『シックス・センス』ではアカデミー助演女優賞にノミネートされた。
舞台にも立ち、2000年の『ワイルド・パーティ』の演技でトニー賞にノミネートされた。2009年放送のテレビシリーズ『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』の演技でプライムタイム・エミー賞主演女優賞(コメディシリーズ部門)を受賞した。
俳優以外の活動では、2006年には初アルバム『Beautiful Awkward Pictures』を発表し、ツアーも行った。
ホラー映画『ヘレディタリー/継承』での演技は高く評価され、『ローリング・ストーン』のピーター・トラヴァースは「キャリアの集大成とも言うべき演技を披露したコレットは、アニーの肉体と精神の分離へと観客を没入させ、観客に残っている度胸の類いの一切を破壊する。コレットの一世一代の演技は一晩寝たくらいでは忘れ去ることができないほどの刺激に満ちあふれている。もっとも、忘れ去ろうとする前に、観客は全身の血が沸き立たんばかりに叫び出すだろうが。」と評している[2]。
私生活[編集]
2003年にオーストラリアのミュージシャン(Dave Galafassi)と結婚。2008年1月9日に第一子となる女児を出産[3]。2011年には息子が生まれている[4]。アイルランドとオーストラリアにそれぞれ家を持つ。
出演作品[編集]
映画[編集]
年 | 日本語題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1991 | スポッツウッド・クラブ Spotswood |
ウェンディ・ロビンソン | |
1994 | ミュリエルの結婚 Muriel's Wedding |
ミュリエル | |
1996 | ハーモニー Cosi |
ジュリー | |
ハッピィブルー The Pallbearer |
シンシア | ||
Emma エマ Emma |
ハリエット | ||
1998 | DOWN UNDER BOYS The Boys |
ミシェル | |
ベルベット・ゴールドマイン Velvet Goldmine |
マンディ・スレード | ||
1999 | 8 1/2の女たち 8 1/2 Women |
グリゼルダ | |
シックス・センス The Sixth Sense |
リン・シアー | ||
2000 | シャフト Shaft |
ダイアン・パルミエリ | |
ホテル・スプレンディッド Hotel Splendide |
キャス | ||
2001 | ディナー・ウィズ・フレンズ Dinner with Friends |
ベス | |
2002 | チェンジング・レーン Changing Lanes |
ミシェル | |
アバウト・ア・ボーイ About a Boy |
フィオナ | ||
めぐりあう時間たち The Hours |
キティ・バーロウ | ||
2003 | ジャパニーズ・ストーリー Japanese Story |
サンディ・エドワーズ | |
2004 | コニー&カーラ Connie and Carla |
カーラ | |
ラスト・ショット The Last Shot |
エミリー・フレンチ | ||
2005 | イン・ハー・シューズ In Her Shoes |
ローズ・フェラー | |
2006 | リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine |
シェリル・フーヴァー | |
ザ・デンジャラス・マインド Like Minds |
サリー | ||
2007 | いつか眠りにつく前に Evening |
ニナ | |
2009 | メアリー & マックス Mary and Max |
メアリー・デイジー・ディンクル | アニメ映画、声の出演 |
2011 | ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー Jesus Henry Christ |
パトリシア・ハーマン | |
フライトナイト/恐怖の夜 Fright Night |
ジュディ・ブリュースター | ||
2012 | ヒッチコック Hitchcock |
ペギー・ロバートソン | |
2013 | プールサイド・デイズ The Way Way Back |
パム | |
おとなの恋には嘘がある Enough Said |
サラ | ||
2014 | 幸せになるための5秒間 A Long way Down |
モーリン | |
しあわせはどこにある Hector and the Search for Happiness |
アグネス | ||
ボックストロール The Boxtrolls |
シンシア・ポートリー・リンド | 声の出演 | |
2015 | マイ・ベスト・フレンド Miss You Already |
ミリー | |
クランプス 魔物の儀式 Krampus |
サラ | ||
2016 | アンダーカバー Imperium |
アンジェラ・ザンパーロ | |
2017 | トリプルX:再起動 xXx: Return of Xander Cage |
ジェーン・マルケ | |
アンロック/陰謀のコード Unlocked |
エミリー・ノウルズ | ||
マダムのおかしな晩餐会 Madame |
アン・フレデリックス | ||
500ページの夢の束 Please Stand By |
スコッティ | ||
2018 | ヘレディタリー/継承 Hereditary |
アニー・グラハム | |
ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた Hearts Beat Loud |
レスリー | ||
立派なこどもの育てかた Birthmarked |
キャサリン | ||
2019 | ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー Velvet Buzzsaw |
グレッチェン | |
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 Knives Out |
ジョニ・スロンビー | ||
2020 | ドリーム・ホース Dream Horse |
ジャン・ヴォークス | |
2021 | 密航者 Stowaway |
マリーナ・バーネット | |
ナイトメア・アリー Nightmare Alley |
ズィーナ・クルンバイン | ||
2023 | Mafia Mamma |
クリスティーン | |
ルビー・ギルマン、ティーンエイジ・クラーケン Ruby Gillman,Teenage Kraken |
声の出演 | ||
2024 | Mickey 17 |
グウェン |
テレビシリーズ[編集]
年 | 日本語題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2006 | TSUNAMI 津波 Tsunami: The Aftermath |
キャシー・グラハム | ミニシリーズ |
2009-2011 | ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ United States of Tara |
タラ・グレッグソン | 計36話出演 ゴールデングローブ賞女優賞(コメディ/ミュージカル部門)受賞 プライムタイム・エミー賞女優賞(コメディ部門)受賞 |
2013-2014 | HOSTAGES ホステージ Hostages |
エレン・サンダース | 計15話出演 |
2018 | ワンダーラスト: 幸せになるためのセラピー Wanderlust |
ジョイ・リチャーズ | 計6話出演 |
2019 | アンビリーバブル たった1つの真実 Unbelievable |
グレース・ラスムッセン | ミニシリーズ |
2022 | ザ・ステアケース -偽りだらけの真実- The Staircase |
キャスリーン・ピーターソン | ミニシリーズ |
参照[編集]
- ^ Toni Collette Biography – Yahoo! Movies
- ^ PETER TRAVERS (2018年6月5日). “'Hereditary' Movie Review: Welcome to the Scariest Movie of 2018” (英語). ローリング・ストーン. 2021年2月6日閲覧。
- ^ Tan, Michelle (2008年1月10日). “Toni Collette Has a Girl – Babies”. People 2011年5月17日閲覧。
- ^ Chi, Paul; Jordan, Julie (2011年4月25日). “Toni Collette Is a Mom – Again!”. People 2011年5月17日閲覧。
外部リンク[編集]
- トニ・コレット - allcinema
- トニ・コレット - KINENOTE
- Toni Collette - IMDb(英語)
- Toni Collette - オールミュージック
- Toni Collette - Discogs